ぎっくり腰を解決するには?
1)特定筋肉の拘縮を解放する
ぎっくり腰になっている時は特定の筋肉が異常なほど硬くなっています。
まずはその筋肉の拘縮を取ることが先決です。
その為に揉んだりほぐしてもびくともしません。
無理にアジャストしても逆効果。
ある方法で特定筋肉の拘縮を取っていきます。
2)歪みの連鎖を打ち切る
特定の筋肉が拘縮するのは骨盤が傾いたり背骨が彎曲した状態で荷物を持ったり体を動かす為。
この状態で長く過ごすとこれ以上歪まないように特定筋肉が頑張り続けます。
骨盤が傾いたりするのは股関節や足関節の歪みまで関係してきます。ですので足関節までアプローチしていきます。それにより土台が安定することで骨盤の傾きや腰の彎曲が少なくなることを期待できます。
3) 日常生活でのセルフケア
整体でも良くなっていますが、きつい人はぎっくり腰によって若干拘縮を起こしている筋肉のセルフケアを行なって頂きます。
ではどんな施術なのか?
スタッフ紹介
八木 整体師、パーソナルトレーナー
学生時代、足首捻挫の後遺症でテニスを断念。あらゆる治療を受け、整体で良くなりこの道を歩む。趣味はテニス(23年ぶりに再開)
河合先生 整体師、チーフトレーナー
アメリカで整体を勉強し、日本人の体型に合う手技にアレンジして行っています。趣味は武道。
施術前のカウンセリング
腰痛でどのようにお困りですか?
どれくらいの間、辛い思いをされていますか?
立ち仕事ですか?それとも座り仕事ですか?
過去に行っていたスポーツは?
などを聴いていきます。
私たちスタッフは、じっくり話を聞いて、あなたの腰痛の原因を説明していきます。まずは、姿勢をみさせて頂きます。
後ろ向きで体全体の傾きとねじれ方についてみていきます。
どのように筋肉が拘縮して痛くなっているのかをお伝えします。
無理のない範囲で動作チェックも行います。
このようにして、実際に腰がどんな状態になっているのかをお客様にお伝えしています。
あなたの腰痛はどのようになっているのか?を把握した上で施術を受けて頂くと腰痛による心理的な不安も少なくなっていくことでしょう。
また、施術後にはどのようにしていけば腰に負担が少なくなるのか?までをあなたご自身で体感できるようになれば普段から腰痛が起こりにくくなるでしょう。
整体師:「今日はどんなことでお困りですか?」
お客様:「ぎっくり腰で仕事に行けなくて困っています。」
整体師:「それは大変ですよね。この動作をすると痛みますか?」
お客様:「はい。これが痛くてたまらないです。」
整体師:「これですよね。ではどのような状態になっているのかをお伝えします。後ろから見ると骨盤がこのようになって背骨がこのように傾いています。そして、この筋肉が異常なほど硬くなっています。まさしくこれです。」
お客様:「こんなところが硬くなっていたのですね。」
整体師:「はいそうです。それでは施術をはじめていきます。」
ぎっくり腰整体施術の途中経過
整体師:「どんな具合でしょうか?」
お客様:「楽になりました。ありがとうございます。この動作ができます。痛くない。歩くのもできます。」
整体師:「それは良かったですね。今は良い状態ですが、まだこの筋肉の疲労が残っています。ですのでご自宅ではこのケアを行ってください。」
お客様:「わかりました。 次回はいつ頃来たら良いですか?」
整体師:「1週間後にもう一度お越し下さい。この時に違和感がほとんどないようでしたら、あとは再発しにくいように取り組んでいきましょう。」
腰痛施術動画
ぎっくり腰の再発をしにくくする為に
痛みがなくなったからといって油断は禁物です。ぎっくり腰なると再発しやすいと言われます。それは根本的に良くなっていないからです。ぎっくり腰は特定の筋肉が拘縮して起こりますのでその原因も取り除く必要があります。
確かに整体を受けると骨盤が傾いたり背骨が彎曲した状態が正されます。ただ日常生活に戻るとまたゆがんできます。多少のゆがみはいいのですが許容範囲を超えるとまた、筋拘縮を起こしやすくなります。ですので、筋拘縮を起こしやすい筋肉のセルフケアを習慣化する。
骨盤が傾きにくくなるには?
これについて話すと長くなりますので要点をお伝えします。
その1)私たちは左右腕や脚を使いますが、利き腕・利き足があります。そして仕事やスポーツにおいて右利きの人は右ばかりを使いすぎます。それによって全身の筋肉バランスが偏っています。ですので少しでも結構ですので反対側の腕や足の運動も行っておくと良いです。
その2)椅子に座るときはできるだけ左右の坐骨に均等に体重をかけて座るようにします。骨盤がゆがんでいる人はどうしても脚を組んだり、片側のお尻に体重をかけて座ってしまいます。
その3)立っている時はできるだけ左右の足に均等に体重がかかるようにします。それにより骨盤が安定します。長年の生活習慣で右足に比べて左足の外反母趾の角度がきつかぅたり、片方の足の指が反っていて動きが悪くなっていても骨盤が歪んできますので、癖のきつい人は足関節の施術も行い、補正をしてゆがみにくいようにしています。
この他にも横向き姿勢で反り腰や猫背姿勢で腰に無理がかかる場合はこの姿勢も改善していきます。
さらには骨盤の開閉運動がスムースにできて背骨がしなるように動ける状態を作る。
ここまでしっかりケアするとぎっくり腰の再発予防だけでなく、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどを事前に防ぐことにつながってきます。
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