あなたはO脚をなおす為にどんなことをされていましたか?
両膝をひもでしばってみた
足先を外に広げて立ってみた
整体に通ってみた
書籍を購入して試してみた
骨盤ベルトを巻いてみた・・・
どれも間違っているというわけではありません。
ただ、あなたの今のO脚の状態に最もふさわしいものかというと
判断しにくいかもしれません。
大切なのはあなたのO脚はどうなっているのか?
じゃあ、何から優先に取り組んでいけば良いのかということになってきます。
整体でも大切なことなんですが私たちは機械ではありません。人間の身です。
O脚になってしまった原因も1人1人違います。
なので、その人の体の状態と元の原因をみつけてそこから優先順位を決めてエクササイズや
施術を行っていくということが非常に大事になってきます。
熟練した先生はその人の体の状態を見て原因も把握して、どこから施術していけば問題の個所が早くなるのかを見極めてから行っていきます。
O脚も同じです。
特に今回ご紹介しますのは、O脚の元の原因が足関節の不安定から来ていることが判明したという前提でお話をしていきたいと思います。
足首捻挫をして後遺症が残った場合、足関節の可動域が狭くなったり足関節が不安定になっていることが多いです。
また、足首捻挫の自覚がなくても女性の場合でしたらヒールを履いて歩くとなぜか片足だけくじいたりぐねったりすることがある。
このような場合はほぼ足関節が不安定になっているといっても過言ではないでしょう。
ではどのようにしてそれを調べていくのか? についてお伝えしたいと思います。
「足首を左右の足において回してみて不自然な動きがする。」
または、「片方の足関節が緩くなっているような感じがする。」
もしもそうなら、その足の前距腓靭帯を触ってみてください。(甲の最上段あたり)
この部分がコリコリしていたら前距腓靭帯が緩くなっています。
靭帯は一度緩んでしまうと元通りに再生できません。
どうすれば良いのですか?
その1)足関節を固定してあげることです。
足関節を固定すると関節の動きが制限されるのでは?
と思われるかもしれません。
確かに収縮性のないテープを足首に巻くと足関節の動きが悪くなってしまいます。包帯や伸びないテープなどがこれにあたります。私も捻挫したときに包帯と伸びないテープで完全に固定したまま過ごしたことがあります。まるでギブスで固定しまったように足関節の可動性が失われてしまいます。
これでは良くありません。
では、収縮性のあるテープ(キネシオテープ)を巻くのは?
これならOKです。 緩んでしまった靭帯をサポートする役割もします。
ただ、試してみるとわかるのですが、巻くのに非常に手間がかかります。
専門的な知識と技術が必要です。
それでも、巻きたいという方は試してみるのもひとつです。
私はO脚や足首捻挫の癖を直すためにいろんなことをしてきました。
チューブを巻いたり、
ゴムひもを巻いたり・・・
その中で、もっとうまく行った方法とは?
靴下の中に織り込んだ着圧で足関節を固定する方法です。この靴下(足首サポーターも含む)を履いて頂いて喜んでいただいた事例をご紹介させて頂きます。
痛めていた足首が(1ヶ月程で)おさまりました。
足首の捻挫をしてから1か月以上経っても足首捻挫の腫れが引きませんでした。ということで花山温泉の整体道場で相談して足首サポーター(足首まもるくん)を購入しました。痛めていた足首が(1ヶ月程で)おさまり仕事に支障なくなり嬉しく思いました。 和歌山市
自転車で転んで足首をぐねり1か月で収まった例
自転車ごと転倒して左足首をひねり、それからずっと足首周りの腫れが引きませんでした。少し収まるもののの歩くとまた足が晴れるという繰り返しでした。この状態が長引いたのでおかしいと思い、和歌山の花山温泉整体道場の八木さんに相談しました。
足首がぐらぐらになっているので、この状態で歩くと軽い捻挫を起こすような状態になっていました。足関節を固定してお教えしたエクササイズを行って頂いた結果。約1か月で腫れがひいた状態になっていました。つまり、全体的に左脚が細くなっていました。
その2)足関節を固定した状態で今まで使いにくくなっていた筋肉を活性化していくことです。
足関節を捻挫してしまうと足を支えるアーチの筋肉が急激に退化していきます。
それによって足の指の関節の動きが悪くなったり足のアーチが崩れてしまいます。
一度、アーチが崩れると足が歪んだままで本来の筋肉が使いにくくなってしまい、
退化していくという悪循環を招きます。
この悪循環をまず第一にせき止めるのが足関節の固定です。
できれば「しっかり固定されているけれども自由に足首が動く。」
これが理想です。
詳しくは次回のブログでご紹介したいと思います。
足関節が不安定になってO脚になってしまった場合は足関節を固定することから始める。
そして今まで動きにくくなっていた筋肉を活性化することで良くなっていくというお話をさせて
頂きました。
動画でも解説しておりますのでぜひ一度ご覧ください。
コメントを残す