「腰が痛くなるのは片方だけ」 「片方にひねると腰が痛い」といった腰痛は体の筋肉の左右差から生じています。
体の筋肉の左右差があるかどうかはご自分でチェックするのはわかりにくいかもしれませんが、姿見で骨盤の高低差は確認できます。
姿見の前でおへそから横にたどっていくと腸骨陵という骨盤の天辺にたどりつきます。
左右腸骨陵の位置に親指をコンタクトしてみてください。 腰痛がきつい人ほどこの高低差があります。
左右の高低差があるとなぜ腰痛になりやすいのかと言いますと骨盤の土台が傾くことで
その上の腰椎も傾くからです。

このように傾くことで骨盤や腰を支えている筋肉の左右差が大きくなります。
筋肉の左右差から骨盤が傾くこともありますし、骨盤が傾くことで左右差が助長されます。
現在、腰が痛くなくてもこの傾きの差が大きい人は将来腰痛になるリスクは大きいといえます。
解決方法はあるのでしょうか?
はい、まずは左右骨盤の高低差を減らして水平化していきます。
その為に、骨盤や腰周辺の筋肉のバランスも調整していきます。
そして、骨盤のズレも調整していきます。
慢性タイプの人はこれだけでは足りなくまた歪みが戻りやすい。
こういう場合は左右足の重心バランスも調整します。
足首の捻挫、骨折の後遺症や外反母趾や開帳足ほか足の形がくずれて左右差がある人は
これだけでも足りません。
このような場合は足関節の補正もします。
ここまですると嫌でも姿勢が安定します。左右骨盤の高低差が立位において少なくなります。
頻繁に施術に通わなくてもすみます。
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