腰痛の人は股関節の動きが悪い 和歌山市腰痛(ぎっくり腰)整体

股関節の動く範囲が狭くなっていませんか?
脚を前方に大きくキックしたり、後方に脚をキックしたり、外側や内側にキックする動きが十分でないかもしれません。

また、左右の脚が同じように動いていないかもしれません。

股関節の動きが狭いとなぜ腰痛になりやすいのか?

これは、股関節→仙腸関節→腰の骨と動きが連動しているからです。

股関節の動きが悪いとそちら側の仙腸関節に負担がかかります。
仙腸関節に負担がかかると腰椎に負担がかかります。

ボール投げをイメージしていただくと分かりやすいのですが、ボールを投げるのは腕だけでなく、足首→膝→股関節→骨盤→背骨→肩甲骨→肩→肘→手首と連動しています。

このうちのどれかの動きが悪くなると他の関節で代償します。そして特定の箇所に負担がかかるというわけです。

そしてもう一つ大切なのは股関節と腰椎、股関節と骨盤を筋肉で繋がっているからです。このどれかの筋肉が基準よりも硬直したりゆるくなったりすることで腰椎が圧迫されたりします。

「昔と違ってトイレの洋式ですます。」「床の雑巾がけをする機会が少なくなった。」

「歩く距離が短くなった。」など日常生活で股関節を動かす機会が少なくなりました。

股関節の可動域が狭くなった状態で歩いたり運動したりすると仙腸関節や腰椎に負担がかかります。

股関節動きは個人差がありますので、出来る範囲で可動域を広げていくと良いです。

股関節痛について

股関節の周辺の痛みには下記のようなものがあります。

1)脚を広げる時に、股の付け根が痛む

2)脚を上げる時に、股関節が痛む

3)脚を内側に閉じる時に、股関節が痛む

4)お尻横から足先にかけてだるさやしびれがある・・・

更に、股関節のずれがキツイまま、長年、過ごしていると、

股関節の軟骨がすり減ったり、股関節の形が変形してしまいます。

これは、変形性股関節症と言われます。

 

股関節の痛みは、

股関節の歪みや周辺筋肉の萎縮等によって起こることが多いです。

股関節の動きは、次の6つが基本で、

もしも、動きに制限がある場合、

股関節の歪みがきつかったり、周辺筋肉が萎縮しています。

 

1)股関節の屈曲 仰向けで、
脚を上方に蹴り上げる動作
2)股関節の伸展 うつ伏せで、
脚を後方に蹴り上げる動作
3)股関節の内転 仰向けで、
脚を内側に引き寄せる動作
4)股関節の外転 仰向けで、
脚を外側に動かす動作
5)股関節の内旋 仰向けで、
足先を内側に向ける動作
6)股関節の外旋 仰向けで、
足先を外側に向ける動作

 

股関節の歪みによる弊害

例えば、1)の股関節の屈曲範囲が狭くなると、

猫背姿勢になりやすい

・体を前屈する時、
股関節の屈曲範囲が狭い分、
腰や背中を余分に曲げなければならない為。

・座っている時、
股関節の屈曲範囲が狭いと、腰や背中を
曲げた姿勢になってきやすい為。

 

太りやすい

・股関節を屈曲する時に、大腰筋を使います。
この筋肉が弱くなると、
お腹の横の皮下脂肪が増えます。

・脚を上げる動作がしにくい為、
歩いたり、走るのが億劫になります。

 

整体にお越しになられるお客様の中でも、

股関節の痛みが多いのは、女性です。

それは、女性の方が男性よりも、

骨盤が広い形になっている為です。

骨盤が広いとその分、

体の中心から股関節までが長くなります。

そうすると、上半身の重量が股関節にかかる負荷も

当然、大きくなります。

その為に、男性よりも女性の方が、

股関節に支障をきたすことが多いのです。

 

さて、話は戻りますが、股関節の屈曲動作がしやすくなると、

・猫背姿勢が改善されやすくなります。

・歩きやすく、走りやすくなります。

つまり、ダイエットしやすくなると言うことです。

股関節の屈曲ストレッチ

股関節の屈曲とは、大腿部の前面を胸元に近づける動作です。

股関節の屈曲 仰向けで、
脚を上方に蹴り上げる動作

股関節の屈曲動作の範囲が制限されますと、

脚を上に上げるのがしにくい!

歩いたり、走るのがつらい!

 

上体を前屈する時、必要以上に、
腰や背中を曲げなければならなくなります。

 

股関節の屈曲ストレッチ

ご自宅では、お風呂上りに、下記のようなストレッチを行ないましょう。

1)仰向けになり、

2)片方の膝を曲げ、

3)両腕でかかえこんで、胸に近づけてきます。

左右の脚を交互に行ってみてください。

 

1)土下座をして、出来るだけお尻を浮かさない
ようにします。この状態で、ゆっくりした深呼吸を行ないます。

どうしても成果が出ない場合は、

股関節の歪み、骨盤の歪み、腰椎の歪みと

その周辺の筋バランスが悪くなっています。

ですので、もしも、気になるようでしたら、整体等の施術を受けてみてください。

矯正等でリセットすると、動く範囲が広くなります。

 

 

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