女性の肩こりを減らす

肩こりは一般的に、首や肩の筋肉が硬直し、

その周辺に乳酸がたまった状態と言われますが、

一体、どうして女性の方が肩がこりやすいのでしょうか?

 

その1)体型的な要素

女性の人は、男性よりも首が長く細い体型の人が
多いかと思われます。

いわゆる、なで肩です。
この体型ですと、頭を支えるのに、必要以上に筋力の負荷がかかる為、
肩や首の筋肉が硬直しがちです。

更に、
肩甲骨や腕等を支える筋力に必要以上に負荷がかかると、
その部分の筋肉が硬直してきます。
筋肉が硬直した部分には乳酸がたまり、血液やリンパの流れが悪くなります。

そうすると、筋肉が硬直しコリが溜まるという悪循環を繰り返します。

このいやな症状が肩こりです。

その2)体質的な要素

女性は男性よりも冷え性が多いと言われています。
冷え性の原因は、女性の方が筋肉量が少なく基礎代謝も低いことから言えます。

外的な要因としましては、夏の冷房です。
冬の体は、自ずと暖かくしようとするのに対して、
夏の体は、自動的に体を冷やそうとします。

その上、冷房がききっぱなしの中で、
薄着で、冷たいものを多く食べたりすると・・・

ますます、体を冷やそうとしてしまいます。

 

肩こりを減らすには・・・

 1)硬直した首や肩の筋肉の柔軟性の回復(ベーシック)

肩や首の筋肉が硬直した部分には乳酸がたまり、しこりのようなものができています。

息を吐きながら左側に頭を傾けていき、数秒静止。

息を吸いながら真ん中何戻し、反対側も同様に。
張っている方を約3倍多く、ストレッチしていきます。

※首をボキボキ鳴らさないようにしてください。

耳の下の骨から鎖骨についている首の筋肉は
左右どちらかが張っていることが多いです。
そこで、
左図のように片方の手を鎖骨にかけ、
斜め上に顎を上げてストレッチします。

張っている方を3倍多く、ストレッチします。

 

・寝違えたように、首が回らない時は、無理をしないでください。

 その場合は、背中の筋肉も緩める必要があります。

・また、凝りがきつくてストレッチだけでは間に合わない場合は、施術にお越し下さい。

 
2)肩甲骨の位置を正す

肩こりがキツイ人は両方の肩が前に巻き込んでいます。

つまり、肩甲骨も体の前方に引っ張られた格好になっています。

もっとも簡単な方法は、肩甲骨を意識して下に押し下げるようにします。

そうすると、自然と、肩甲骨が背中の方に引かれます。

 

まずは、肩甲骨の下の部分を意識してください。

そして、上体は反らさないで、

両方の肩甲骨を下に押し下げるようにしてください。

 そうすると、前に出ていた肩が後ろに向かいます。

鏡で横向きの姿勢をチェックするとわかります。

 

 3)姿勢保持筋の強化

 頭、肩甲骨、両腕を支える筋肉を強化することによって、

筋肉にかかる負荷を少なくすることが出来ます。

また、筋肉への血流循環も良くなるので、結果的には、肩が凝りにくくなります。

  姿勢保持筋とは、地球の重力に抵抗して体を支える筋肉であります。

  この筋肉が強化されますと、基礎代謝が大幅に高くなりますので、

  体の冷えを克服するのにも役立ちます。

  ベーシック

軽くあごを引き、耳→肩を一直線にしたまま、

ゆっくりと体を前に傾けていきます。

スキーのジャンプをイメージするとわかりやすいです。

 

 ハンドレッド

 ・上半身の安定に役立ちます。

 ・お腹を凹ますのにも役立ちます。

 ・腹圧が強くなる為、冷えの克服にも役立ちます。

 ・頭を支える筋肉も強化されます。

腰背部をピッタリ地面につけたまま、

両膝を曲げ、脚を空中に浮かして行きます。

次に、頭、首、肩、背中、両腕を上に上げていきます。

両腕は地面と水平に、目線はおへそになります。

この状態をキープして、

息を吐きながら5回(フゥ、フゥ、フゥ、フゥ、フゥ)

息を吸いながら5回(スゥ、スゥ、スゥ、スゥ、スゥ)

両腕を軽く上下に動かします。

 

ブレスストローク

頭を支える筋肉が強化されます。

肩甲骨を支える筋肉も強化されます。

うつ伏せで額を地面につけ、両手を肩の横に置く。

息を吸いながら、上体を上に持ち上げる。
顎は引いたまま両腕は前方に伸ばす。

息を吐きながら、両腕を後ろに伸ばす。
顎は引いた状態を保つ。

そんなあなた様を応援します!

大阪府 大阪市
尾松さん
事務員
女性 39歳
肩こり/首のこり
もみづかれもなく、26日から今日まで(2週間)すごせて感動しました。
全身が新しくなった気分で、肩甲骨もすっかり、
楽になり助かりました。
ありがとうございました。
うれしくて今日は友達もつれてきました。
頭や顔や全身の骨の歪みを戻すという行為がとても感動しました。
ありがとうございました。

尾松さんの場合は、子育てが大変で、体のあちこちに歪みがありましたが、
比較的、筋肉の柔軟性がある為、全身の歪みをリセットすることが出来ました。

頭や肩甲骨を支える筋肉が弱いので、この部分をしっかり強化していき、
あわせて、お伝えしました、歪み癖を減らすエクササイズを続けると、
もっと快適に過ごすことが出来るでしょう。

 

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