膝痛と外反母趾、内反小趾

久しぶりに足底分圧測定器を使って左膝痛の方の診断をさせて頂きました。
こちらの画像の方はここ1カ月膝痛で悩んでおられました。本人は原因がわからずに困ってましたので説明させて頂きました。
「膝の関節がずれて曲げ伸ばしするときにガクガクという音がしますね。これは歩行時にこのように左側の下腿が内側に大きくねじれてこのように膝関節をねじるような脚の使い方になっているからです。」
画像を見ても左足の外反母趾が目立ち左側の指が全然写っていないのがわかります。
この状態ですと歩行時に指がほとんど使われていません。
特に母趾は突き指したような状態です。
ちなみに、グーパー運動のパーを行おうとしてもうまくパーが出来ません。
また、足の第三関節からグーをしにくくなっています。
これは足が変形した為に関節に走行していた筋肉まで歪んで機能しなくなっているのです。
このまま放っておくと外反母趾の角度が大きくなって歩行時にますます膝や股関節、腰に負担が増えてしまいます。
ではどうすれば良いのでしょうか?
外反母趾の角度がきつく足が変形してしまったている人には補正が必要です。
少なくとも足の指が動かしやくなるようにです。
この状態で足指の運動を行っていくと今までちゃんと使えていなかった筋肉外反母趾使えるようになって整ってきます。
きっちり直らなくても失われた機能を回復していくことで膝へのダメージを少なくしていくことができます。
外反母趾の補正の基本は中足骨を締めること。
軽い人はこれだけでも外反母趾角が少なくなりますが、きつい人はさらに足指のねじれ修正も必要です。
現在は足首まもるくんと補助ツールを使って外反母趾を補正する取り組みも行っています。
外反母趾や浮き指など足の変形が膝痛や腰痛の原因だったのです。
原因がわかれば解決が早くなります。

次は、内反小趾でO脚、膝痛で悩んでいた女性の改善事例をご紹介します。

こちらの方は膝痛で悩んでおられまして9月14日に施術をさせて頂きました。内反小趾のために横に揺れた歩き方をされていました。内反小趾とは小指が親指側に曲がった足のことをいいます。
小指が親指側に曲がるとストッパーが効かずに外側に重心が流れます。

特に歩く時に外側に重心が移動すると上体が横に揺れます。
そうすると、膝関節への負担が増えます。
また、上体が揺れると背中や肩、首の筋肉にも負担がかかり、腰や背中、肩こりを招くことが多いです。

内反小趾は整体だけで直りませんので、中足骨を閉めて小指を開くように補正しました。具体的には足首まもるくんの上から小指が開く補正ツールを使ってです。

歩いて頂くと横揺れが少なく本人が楽だとおっしゃっていましたのでご自宅でもこの状態で過ごして頂きました。

10月29日にお越しになられ、「歩くのが楽しくなり、膝も調子がいいです。O脚が直ってきたました。」と言っておられました。

ちょうど、動画を撮っておりましたのでどのように歩き方が変わったのかをご覧頂けます。

左側が9月14日、右側が10月30日に撮影したものです。
この動画を見ると、左側の方が横に揺れているのがわかります。横に揺れると膝関節も横にぶれます。
この時に膝関節がずれるような作用が加わり続けます。
腰や背中も揺れますと筋肉が緊張するので腰や背中や首の筋肉まで張ってきます。

しかし、小指が外側に向くように補正すると横揺れが少なくなり結果的にこのような症状が防げるのです。

では、具体的にどのように補正するのか?
気になる方はお気軽にご相談ください。

こんな悩みで困っている方はお気軽にご相談ください。

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